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震災について。

Posted by : March 25, 2011 07:52 PM
Category is 仕事のこと

今回の東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。

3月11日に直近のブログアップした後、外出先から戻り震災のことを聞きテレビ中継を観た時、我が眼を疑いました。まさに津波が押し寄せて建物や車を飲み込んでしまう映像を目の当たりにして愕然としました。同じ日本でこれだけの災害がおこっているとは俄に信じられないほどの衝撃でした。あれから2週間が経ちますが未だに被害がハッキリとは解らないほど甚大という状態です。原発の消火・復旧作業、被災地の救助活動、応援活動などさまざまな任務に当たられている方々になにが出来るか?協力会にも理解を頂き活動資金の中から義援金を寄付させていただきました。一日も早い復興を祈念いたします。
 
同時に「危機管理」という観点から同規模の災害が発生した場合、社員とその家族の安否、お客様と建物の状況確認、進行現場の状況確認など、連絡方法や通信手段や優先順位など課題を自分自身に投げかけました。今回はツイッターなどに代表されるSNS、スカイプなどネット回線を利用した通話サービスなど、従来の「電話」以外の方法で情報交換が奏功した例も多く聞かれました。
 
しかし、そういう手段を理解し活用できる年代層は限られています。例えば自分の両親は携帯電話を利用しだしたのはおよそ3〜4年くらい前からでした。それまでず〜っと固定電話でコト足りていたほどで、そんな世代の人たちが新たに今回活躍したスマートフォンなどの概念から(本当はとても判り易いんだけど)理解するのはもう難しいかもしれません。そう考えると、この現代は技術的進歩のスピードが速過ぎてついていけない人を置き去りにしているんじゃないか?とすら感じます。新しモノ好きの自分でも、きっと将来は「置いてけぼり」になる時代がくるんだろうな、とは覚悟してますが固定電話など従来からあるインフラも大切にしながら、もう少しだけ「ゆっくり」と誰にでもわかる進歩を個人的には望みたいです。
 
社内でもあらゆる想定のもと、積極的に災害に対する備えや危機管理体制の検討をしたいと思います。
 
写真は3月20日、麻生田のKさま邸地鎮祭の様子。ご主人のご両親とお子さん達も出席されました。
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3月24日、合志市で仏式で行ったKさま邸起工式。ご主人のご両親とご住職一緒に遠くから出席されました。110324.JPG

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